C型肝炎ウイルスによる母子感染

C型肝炎の病名説明


C型肝炎とは、C型肝炎ウイルスの感染によって起こる肝臓の病気です。



肝臓は、体に必要な栄養分やタンパク質の貯蔵や生成、また不要となった老廃物や薬物の解毒作用など、生きていくうえで必要不可欠な機能をもっています。



しかし、「沈黙の臓器」、「忍耐の臓器」とも言われているように、C型肝炎になっていても自覚症状は殆どなく、何となく体がだるくて疲れやすい、食欲がわかないなどの誰にでも起こりそうな症状が多いので、肝硬変や癌などに進行してしまうケースも少なくありません。



感染の経路は、感染している人の血液を用いた輸血や血液製剤、汚染された注射器や注射針などによる医療行為、適切な消毒がされていない器具を使った医療行為、刺青やピアスなどが考えられます。



C型肝炎は感染症ですが、家族間や夫婦間での感染はなく、妊婦の場合のみ稀に母子感染する可能性があります。



しかし確率は低く、5%ほどです。



常識的な社会生活の中で、他人の血液に直接触れるような事が無ければ、家庭内や他人との間で感染する恐れはまずありません。



元気な赤ちゃんを産むためにも、妊娠中にC型肝炎にかかる可能性があるような行為は慎み、十分に気を付けて生活しましょう。




C型肝炎の原因と対処法


 C型肝炎はC型肝炎ウイルスによって感染する感染症です。


このウイルスに感染する事によって肝臓に炎症がおこり、慢性肝炎肝硬変、肝がんと進行する可能性のある病気です。


この病気は感染者の血液を介して感染します。感染の原因として輸血が挙げられますが現在では輸血による感染の心配はほとんどしなくても大丈夫です。


その他には入れ墨やピアスの穴開け、麻薬や覚せい剤のうち回し等が挙げられます。


感染率は低いですが母子感染も感染原因の一つとなります。


キャリア妊婦さんの中でも5~10%程と言われています。


感染経路は妊娠中に胎盤経由も考えられますが、多くの場合は分娩時の産道感染が原因と考えられています。


そのため、帝王切開で感染率を低下させることができるというデータも存在しています。


ただし、帝王切開は絶対に感染を防ぐという対処法ではないため、自然分娩にするか帝王切開にするかは主治医と相談して分娩方針を決める事が必要となります


C型肝炎はワクチンが存在しないため予防的対策はできませんが、感染力が弱いウイルスなのでそこまで神経質にならなくても大丈夫です。


元気な赤ちゃんを産むためにもC型肝炎ウイルスについて詳しく学び正確な対処をしていきましょう。