産婦人科で診断を。カンジダ膣炎

カンジダ膣炎の病名説明


特に妊娠8~36週に注意したい病気や感染症の一つに、カンジダ膣炎があります。



カンジダ膣炎

その名の通り、カンジダというカビが関わっていますが、どのような症状が出るのでしょうか。



特徴的な症状の一つが強烈なかゆみです。



女性ならば誰もがデリケートゾーンにかゆみを感じたことはあるでしょうが、カンジダ膣炎ともなると、膣やその周辺が我慢できないほどのかゆみ
に襲われます。


いつもと違うなと感じたら、カンジダ膣炎を疑ってみてください。



また、白いカッテージチーズのようなぽろぽろしたものや、ヨーグルトのようなどろっとしたおりものが出るのも特徴です。



悪化すると、おりものが膣の中で固まっていたり、膣の周りに苔のようにびっしりと付着していることもあります。



他にも外陰部に発疹があらわれたり、排尿時や性交渉時に痛みを感じることもあります。



熱っぽいな、ヒリヒリするなと感じることもあるので、発症のサインを見逃さないようにしましょう。



妊娠中は特にカンジダ膣炎を発症しやすく、半数以上の妊婦さんがなるといわれています。



一度完治しても、再発する可能性も十分にあるのです。



怖いのは赤ちゃんが産道を通るときに感染してしまうことです。元気な赤ちゃんを産むためにも、出産までに治しておきましょう。




カンジダ膣炎の原因と対処法


元気な赤ちゃんを産むためにも、妊娠中は病気や感染症に気をつけなければいけません。



それでも約半数の妊婦さんが経験するといわれているカンジダ膣炎。



何が原因で、どのように対処すればよいのでしょうか。



カンジダ膣炎の原因は、「カンジダ」という真菌、つまりカビが増えることによって発症します。



カンジダ膣炎の原因


実はこのカビ、膣や口にいる常在菌なので、感染症ではありますが、性行為がなくても発症する可能性があるのです。



普段は何の症状も引き起こしませんが、抵抗力が弱くなったり、抗生物質を使用したときに症状が出てきます。



妊娠すること自体が抵抗力の低下を招いてしまうため、カンジダ膣炎になりやすいのです。




カンジダ膣炎は必ず出産までに完治させましょう。



そうでないと、分娩時に赤ちゃんが産道感染してしまい、鵞口瘡になってしまう恐れがあるからです。赤ちゃんのためにも、お母さんのためにも早く治療することが大切です。




対処法は意外と簡単で、抗真菌薬というカンジダ真菌の働きを抑える薬剤を膣内に挿入するだけです。



この方法で確実に治りますから、きちんと対処しましょう。



そして再発を繰り返さないためにもストレスを溜め込まない、規則正しい生活をすることも大切ですよ。